用語集
LoRA
別名:Low-Rank Adaptation, LoRA model
モデル全体を再学習させることなく、ベースモデルを特定のスタイル、キャラクター、被写体に合わせて調整する軽量なファインチューニング手法です。LoRA は小さく(通常 50〜200MB)、ベースの上に重ねて使えます。
詳しく
実際の意味
LoRA(Low-Rank Adaptation)はもともと 2021 年の Microsoft Research の論文で発表され、画像の拡散モデルを効率的にファインチューニングする標準的な方法になりました。特定のキャラクター向けの LoRA は、コンシューマー向けハードウェア上で 10〜20 枚の参照画像から 30 分で学習でき、ベースモデルをそのキャラクターへ偏らせる 100MB のファイルを生み出します。
LoRA への対応はモデルによって異なります。SDXL や FLUX のようなオープンウェイトのモデルには、Civitai や Hugging Face 上にコミュニティが学習させた数千もの LoRA を擁する豊かなエコシステムがあります。クローズドなモデル(Sora 2、Veo 3.1、Nano Banana 2)は現在 LoRA への対応を公開しておらず、これらのモデルのファインチューニングはプロバイダーに限定されています。
関連項目
Reference image
生成を条件付けするためにプロンプトと一緒にアップロードする画像です。モデルは構図、カラーパレット、被写体の似姿、フレーミングといった視覚的特性を参照画像から出力に引き継ぎます。
Identity preservation
同じ参照画像からの複数回の生成にわたって、人物の顔やキャラクターの外見を一貫して保つモデルの能力です。複数パネルのコラージュやキャラクター主導のコンテンツにとって極めて重要です。
Diffusion model
ノイズ付加のプロセスを逆転させることを学習する AI 生成モデルの一群です。純粋なノイズから始め、プロンプトに合致する画像や動画へと段階的にノイズを除去していきます。